09 TOKYO

新天地はTOKYO

サッカーで大学に進学したが、勉学に励みたいと告げると退学。路頭に迷った僕はアルバイトをしながら独学で英語を勉強した。しかし、今まで勉強というものをしなかったせいか、上達の兆しはなかった。

 

それでもなお、海外への憧れは消えることなく、いつになくやる気に満ち溢れていた。

 

高校3年の時、進路相談でアメリカと担任に言ったのを今でも覚えている。担任がバカなことを言うなと言ったことも覚えている。それに大学でのこともあり、

 

自分の夢は自分で切り開く

 

これしかないと思った。しかし海外へ行く資金も能力もなかったが、可能性を信じた。

 

Google先生で留学などと調べていると

 

インドネシア政府奨学金

 

これだと確信して願書を出した。