02 入学

県外の高校に単身、入学した。

 

よくあるコテコテのスポーツ学校だ。野球部は監督や先輩をみると、腹から声を出し、女子はスポーツ刈りに近い短さ。すこしおしゃれなサッカー部の方が女らしく見える。

 

高校生活はサッカーに捧げようと思った。ドラマとか漫画でよくある青春とはかけ離れすぎて。

 

入学1日目。

 

学ランの下にカッターシャツを着ていかず、早速説教を受けた。

 

よく目立つのかわからないが、目をつけられることが多い。

 

先生方、監督、先輩、部員にも目をつけられた。

 

入学当初は特に同じクラスの部員たちから攻撃された。

 

 

01 密な高校生活

前回の記事を読んでくれた方々は理解しているだろうが、話は15歳で親元を離れ、他県の高校で1人、生活していくことから始まる。

 

残念なことに僕は中学時代、全く勉強ができなかったというか、しなかった故にペンを持つことも机に座ることも少なかった。

 

周りが基礎学力テストで、合計400点などを取る中で、僕は230点かその程度のもので学年で常に最下位だ。

 

学生時代はサッカーに熱中していたどこにでもいるような子どもだった。

 

中学3年の受験の時、僕の県内の志望校は学力が高くまさに文武両道。

 

でも僕がペンを握ることはなかった。

 

あらかじめ、県外の高校からスポーツ推薦の話を受けていたのだ。

 

今思えば、15歳という若さで親元を離れる決断と勢い。

 

これが後々の生活で役に立つこともあれば、勢いだけでは何もできないと肌で感じることも多い。

 

 

 

 

はじめに

 現在、20代前半。

 

世界中で脅威となるコロナウイルス(COVID-19)のニュースが後を絶たない。

 

一早い終息を願うばかりだ。

 

自粛要請が出ているので、もちろん僕はSTAY HOMEなので、今までの放浪記すなわち”るろうに”を記すことにした。

 

今、コロナウイルスの影響で、海外に出ることができないし、一早い終息を願っている僕からして自粛中の暇つぶしに僕のブログを読んで世界にはこんなことがあるんだと楽しんでもらえれば嬉しい。

 

前置きはこれくらいにして放浪記の話をはじめよう。

 

僕は中学卒業と同時に親元を離れ県外の高校で寮生活を送るところからるろうにの生涯が始まる。