01 密な高校生活
前回の記事を読んでくれた方々は理解しているだろうが、話は15歳で親元を離れ、他県の高校で1人、生活していくことから始まる。
残念なことに僕は中学時代、全く勉強ができなかったというか、しなかった故にペンを持つことも机に座ることも少なかった。
周りが基礎学力テストで、合計400点などを取る中で、僕は230点かその程度のもので学年で常に最下位だ。
学生時代はサッカーに熱中していたどこにでもいるような子どもだった。
中学3年の受験の時、僕の県内の志望校は学力が高くまさに文武両道。
でも僕がペンを握ることはなかった。
あらかじめ、県外の高校からスポーツ推薦の話を受けていたのだ。
今思えば、15歳という若さで親元を離れる決断と勢い。
これが後々の生活で役に立つこともあれば、勢いだけでは何もできないと肌で感じることも多い。